筒井城

筒井城つついじょう
奈良県大和郡山市筒井町
Mapion
城址碑地図

--城址碑--
別名 筒井順慶城
交通 近鉄橿原線「筒井駅」から徒歩10分。
地図の地点、路地奥に城址碑があります。
築城年代 1429年(永享1)
築城者 筒井順覚
形式 平城
主な城主 筒井順慶
1429年(永享1)筒井順覚により築かれたとされる。筒井氏は一乗院衆徒で、大和国守護代に匹敵する地位を持っていた豪族であった。
1559年(永禄2)8月、大和国に入国した松永久秀は信貴山城を改修して居城とし、事実上大和国は久秀の領国となる。そして1560年(永禄3)から多聞城を5年の歳月を掛けて築城、本城とし、大和を支配した。
その後久秀は大和国衆を追い、1565(永禄8)11月、この筒井城も久秀に攻められ落城、一時筒井氏が復帰するが、1571年(元亀2)8月まで再び久秀に占領されていた。
1577年(天正5)松永久秀が信貴山城に滅ぶと、順慶は多聞城から石垣を運び、本城として改修しようとするが、1580年(天正8)8月17日、織田信長の大和一国破城命令により筒井城を破却し、郡山城に居城を移した。
主郭(シロ畑) 菅田比売神社 菅田比売神社付近に残る水堀跡
水堀跡 外堀跡 順慶堤

参考文献 「歴史群像シリーズ 学研」
                  「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 2
2008年12月
2009年9月