江川館

江川館えがわやかた
静岡県伊豆の国市韮山金谷
Mapion

--江川館--
別名 江川砦・江川邸
交通 伊豆箱根鉄道駿豆線「韮山駅」から徒歩25分。
築城年代 平安時代末期
築城者 宇野(江川)親信
形式 丘城
主な城主 江川氏
江川氏は、遠祖である大和国宇野源氏の武士、宇野親信が、1156年保元の乱に参戦し敗れた後、この地に居を構えた事に始まるという。
1180年(治承4)源頼朝の旗揚げの際には、子である治信と共に参加し、その功によって江川荘を賜った。
23代英住は北条早雲(伊勢宗瑞)に従い功を挙げ、以来数代後北条氏に属した。またこの時江川氏の詰城は韮山城防衛の為に築かれた韮山城砦群の一つに組み込まれた。
その後徳川氏に仕え、1596年(慶長1)代官となり、幕末まで代々徳川幕府の世襲代官を勤めた。36代英竜は反射炉や日本最初の大砲を作り、また農兵を訓練する等幕末の先覚者として知られる。
裏門 西から背後に築かれた砦跡遠望

参考文献  「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年4月