香川県高松市香西本町 --城址標柱-- |
別名 | |
交通 | JR予讃線「香西駅」から徒歩15分。 |
築城年代 | 1575年(天正3) |
築城者 | 香西佳清 |
形式 | 山城 |
主な城主 | 香西佳清 |
1575年(天正3)佐料城主香西氏18代佳清が土佐国長宗我部元親の侵攻に備えて築城を開始したとされ、1577年(天正5)未完成のままこの城に本拠を移した。 1582年(天正10)8月、藤尾城は元親に攻められ、城下で激しい戦いが行われるが、落城寸前に和睦が成立し、香西氏は元親の配下となった。そして11月元親の支援を受けて藤尾城は完成するが、3年後の1585年(天正13)豊臣秀吉による四国征伐に伴い、佳清は下野し、藤尾城は廃城となる。 宇佐八幡宮が建つ小高い丘陵が城址で、麓には北の丸郭・堀の内郭・天神郭等、郭群を配していた。麓一帯は宅地化されており遺構は見当たらないが、迷路のような入り組んだ道は藤尾城「総構」の名残といわれる。山頂は宇佐八幡宮境内となり、改変されているようだが北側に段曲輪跡と思われる削平地が確認出来る。 |
宇佐八幡宮 | 宇佐八幡宮境内 | 天神郭 |