御所ヶ谷神籠石

御所ヶ谷神籠石ごしょがたにこうごいし
福岡県行橋市津積
Mapion

--中門--
別名    
交通 平成筑豊鉄道田川線「豊津駅」から徒歩35分。
北麓、住吉池付近から見学路が整備されています。
築城年代 不明
築城者 不明
形式 神籠石式山城
主な城主
築城者・年代は不明だが、663年(天智天皇2)白村江の戦い以降、国内で築造された古代山城の一つとみられる。
標高246メートル、御所ヶ岳(ホトギ山)を最高所とし、尾根伝いにほぼ三角形の抱谷式列石で囲んでいる。城門は7か所設けられ、特に中門は御所ヶ谷神籠石を代表する遺構で大規模な石垣が残されており、城内には貯水池跡や土塁、列石も確認出来る。御所ヶ谷の名は景行天皇が熊襲征伐の際、この地に行幸があり、行宮が置かれた事に由来するとされ、現在景行神社が鎮座する平地が行宮跡と考えられている。また御所ヶ岳(ホトギ山)山頂から東へ尾根伝いに馬ヶ岳城まで縦走する事が出来、ハイキングコースが整備されている。
西門 西門石垣 第二見張台
奥の院 馬立場(貯水池跡) 馬立場石塁
馬立場列石 景行神社 建物跡礎石(行宮跡か)
中門石垣 中門通水口 東から見る中門石垣
東門 東尾根列石 御所ヶ岳(ホトギ山)山頂

参考文献  「日本廃城総覧 新人物往来社」
                「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」 
訪城回数 1
2019年12月