浜居場城

浜居場城はまいばじょう
神奈川県南足柄市矢倉沢
Mapion

--主郭に立つ標柱--
別名  
交通 JR御殿場線「山北駅」から酒水の滝まで徒歩25分。
滝手前にあるコースから21世紀の森経由で城址まで60分。
又は足柄城から尾根伝いに60分以上。
築城年代 室町時代
築城者 大森氏
形式 尾根城
主な城主 小沢孫七郎
はまいばの地名は古代の占いに起源しており、神事や占い事に関係した場所をいう。
北条早雲に敗れ敗走した大森一族が、この城に立て籠もったといわれる。
その後後北条氏が領有し、後北条家筆頭家老松田氏の家臣小沢孫七郎らが城番を務める。武田氏との関係が緊迫する中、足柄城と連携して足柄山全山防備の一翼を担っていた。
1581年(天正9)後北条氏から「はまいは掟」という掟書きが城番小沢孫七郎らに宛てられ、細かい注意事項が与えられており、浜居場城・足柄城間の往来を特に厳重にし、番屋を設けて警戒していたという。
現在城址はハイキングコースが通り、遺構はかなり埋没している印象だが、土塁や空堀が確認出来る。
西虎口・土橋 土塁 案内板
主郭 空堀 空堀

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年3月