早川城山

早川城山はやかわじょうやま
神奈川県綾瀬市早川城山3丁目
Mapion

--本丸北空堀--
別名 早川城・しろやま・渋谷城
交通 小田急線「海老名駅」から徒歩40分。
築城年代 平安時代末期
築城者 渋谷重国か
形式 台地構
主な城主 渋谷氏
渋谷氏は桓武平氏の一族平良文流の秩父別当武基を祖とし、武綱の子基家の時、武蔵荏原郡河崎荘へ移住すると河崎冠者と称し、南武蔵に大きな勢力を誇っていた。
その孫にあたる重国は河崎荘から渋谷荘に移ると渋谷氏を名乗り、渋谷庄の中央、早川に城を築城し本拠とした。
1213年(健保1)重国の跡を継いだ子高重は、和田合戦において和田方についたが敗北し、高重をはじめ一族の多くが討たれたが、1247年宝治合戦の後、渋谷氏はその軍功により薩摩国に所領を得て多くの一族が移った。
徳川家康が関東に入封すると渋谷重国の4男の末流にあたる石川四郎兵衛重久は所領を与えられ、早川城址を取り立てると早川陣屋を設けた。
本丸北側 本丸北土橋 本丸・櫓台

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
                 「日本城郭全集 人物往来社」
訪城回数 1
2007年8月