川崎堀之内

川崎堀之内かわさきほりのうち
神奈川県川崎市川崎区宮本町
Mapion

--稲毛山王社--
別名 河崎城・川崎城
交通 京急本線「京急川崎駅」から徒歩5分。
築城年代 平安時代末期
築城者 河崎冠者基家
形式 平地構
主な城主 河崎氏
河崎氏は桓武平氏の一族平良文流の秩父別当武基を祖とし、武綱の子基家の時、この地に移ると河崎冠者と称し、その子重家との2代にわたって領したといわれ、南武蔵に大きな勢力を誇った。
基家の孫にあたる重国は河崎荘から渋谷荘に移ると渋谷を名乗り、渋谷庄の中央、早川に城を築城し本拠とした。
鎌倉幕府成立後、佐々木氏がこの地を領し、その後戦国時代に入ると、佐々木氏の一党、間宮氏が入った。
かつては現在の国道に沿って、小堤をともなった小川が流れていたといわれ、堀の遺構であったとも考えられている。

参考文献  「現地案内板」
                  「日本城郭全集 人物往来社」
                       「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年1月