平城

平城ひらじょう
秋田県横手市平城町
Mapion

--城址案内板--
別名         
交通 各線「横手駅」から徒歩10分。
築城年代 1190年(建久1)頃
築城者 加賀美遠光
形式 平城
主な城主 小野寺泰道
1190年(建久1)頃、加賀美遠光により築かれたと伝えられる。
室町時代末期、稲庭城を本拠として勢力を伸ばした小野寺氏は沼館へ移り、泰道の時、平城に居城したとされる。
1552年(天文21)泰道の孫稚道の時、平城を守っていた横手佐渡守(大和田光盛)は金沢の金乗坊と謀り反逆すると、稚道は湯沢城に攻められ自害した。その後1555年(弘治1)稚道の子輝道は佐渡守を討ち、横手城に移ったとされる。
城址一帯は宅地化され、地図の地点にある墓地に案内板が立つのみで、遺構は特に見当たらない。
城址標柱 Mapion
妙晴寺裏手に土塁のような
土盛りが見られるが遺構かは不明
妙晴寺境内にある三基の板碑
1823年(文政6)掘り出されたもので、
当時1326年(正中3)の銘がかすかに
見えたと伝えられる。
菅江真澄は「雪の出羽路」に小野寺
信道供養碑であろうと述べている

参考文献 「現地案内板」
          「城郭放浪記 HP」
訪城回数 1
2013年9月