岐阜県瑞浪市土岐町 --美濃源氏発祥地・館址碑-- |
別名 | 神戸城・国府野城・神箆城 |
交通 | JR中央本線「瑞浪駅」から徒歩5分。 |
築城年代 | 鎌倉時代 |
築城者 | 土岐光衡 |
形式 | 館 |
主な城主 | 土岐氏 |
鎌倉時代、源頼朝に仕えた源光信の孫である源光衡はこの地に館を設けて土着し、土岐氏を称した。この時詰城として鶴ヶ城を築いたといわれる。 1333年(元弘3)光衡の曾孫である土岐頼貞は足利尊氏に従って美濃国守護となり、大富館に移る。2代頼遠の頃、新たな本拠として長森城を築いて移り、3代頼康は尾張・伊勢国守護も兼務し、幕府内において隠然たる勢力を誇った。また1353年(正平8)長森城が手狭になった為、川手城を築き、再び本拠を移した。以来土岐氏は1532〜55年(天文年間)土岐頼芸が斉藤道三に美濃国を追われるまで11代200余年、美濃国守護を歴任した。また土岐氏は全国各地に数十家に及ぶ支族を分派し、明智光秀も土岐明智氏の出身とされる。 現在館址は八幡神社境内となり、本殿北側に土塁らしきものが確認出来る。また土岐氏始祖である土岐光衡や明智光秀の銅像が置かれている。 |
八幡神社 | 境内 | 土岐光衡像 |