神奈川県厚木市金田 --妙純寺・本間重連廟所-- |
別名 | |
交通 | 小田急線「本厚木駅」からバス「金田」下車。 |
築城年代 | 鎌倉時代 |
築城者 | 本間重連 |
形式 | 館 |
主な城主 | 本間氏 |
海老名館主海老名源八季定の2男本間能忠を祖とすると考えられ、佐渡守護代を務めた本間六郎左衛門重連館跡。 重連館には一つの伝説が残されている。1271年(文永8)幕府に捕らわれた日蓮上人が佐渡に流罪となると、重連の弟直重は上人を伴い、佐渡へ向かうが、その途上兄重連の館に宿泊した。その夜上人が法華経法要をした所、庭の梅樹に星が降ったのだという。 妙純寺一帯が館跡と考えられ、付近には「本間屋敷」・「中屋敷」・「堀ノ内」等の字名が残されており、境内には重連墓碑や伝説にまつわる星井戸や星下り梅がある。また妙伝寺(厚木市上依知)や蓮生寺(厚木市中依知)も本間氏館と伝えられ、同じく星降り梅の伝説が残されているが、これらの地は交通の要衝であり、依知郷管理の為、各地に屋敷が配置されていたと推定出来、いずれも本間氏館跡と考えられている。 |