宝持院土居

宝持院土居ほうじいんどい
静岡県御殿場市東田中
Mapion

--宝持院--
別名    
交通 JR御殿場線「御殿場駅」から徒歩25分。
築城年代    
築城者 大森氏
形式
主な城主 大森氏
鎌倉時代から室町時代にかけて、御殿場には伊勢神宮の神領である大沼鮎沢御厨があり、在地領主で大森館に居を構えていた大森氏が経営にあたっていた。1416年(応永23)上杉禅秀の乱後、大森氏は小田原城に本拠を移すが、その後もこの地方は大森氏一族が支配した。
宝持院は大森信濃守氏頼が1455年(康正1)に亡くなった息女の菩提を弔う為に建立したといわれ、境内には土塁や櫓台と見られる城郭遺構が残されている。この付近が沓間である事から、大森氏の一族である沓間親房・親俊父子が居住していたとも考えられるが、広大な城地である事から、大森氏北遠支配の政所的な居館跡と見られている。
宝持院北側 宝持院南側土塁

参考文献 「ふるさと古城の旅 海馬出版」
訪城回数 1
2009年1月