宝泉城

宝泉城ほうせんじょう
群馬県太田市由良町
Mapion

--城址西側を流れる水路--
別名 由良の砦
交通 東武伊勢崎線「細谷駅」から徒歩25分。
築城年代 鎌倉時代
築城者 新田政義か
形式 平城
主な城主 横瀬氏
円福寺南東500メートルに位置し、円福寺一山絵図に見える「新田由良入道(新田政義)」居館要害地」の部分に相当すると考えられる。
1394〜1427年(応永年間)岩松満国(法名宝泉)がここに隠棲し、その子満純も住したとされる。また1495年(明応4)太田金山城を占拠するまでの横瀬(由良)氏の居所もここであったと考えられる。
1584年(天正12)後北条氏による太田金山城攻めの際、宝泉城も攻められ、両軍多数の死者を出したという。
現在城址は住宅や畑となり、南側に現存していたという外堀も道路となっており遺構は残らない。

参考文献 「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2008年2月
2022年10月