伊深城

伊深城いぶかじょう
長野県松本市岡田伊深
Mapion
城址登山口地図

--主郭背後二重堀切--
別名 井深城
交通 各線「松本駅」下車。
バスターミナルからバス「伊深」下車。
南麓若宮八幡社裏手から登山道があります。
築城年代 室町時代中期
築城者 井深氏
形式 山城
主な城主 後庁氏
1180年(治承4)岡田冠者源親義により築城されたという伝承もあるが、実際は室町時代中期、井深氏によると推定される。
この地は安曇や上田方面への出口に当たり、松本北部を守る重要な城であった。
1532〜54年(天文年間)岡田氏の後裔という後庁大内蔵が小笠原の家臣として居住したが、武田氏に付いた稲倉城主赤沢氏に攻められ落城した。また1549年(天文18)武田の将米倉氏により落城したともいわれ、武田の持城になってからは、入山織部が城代となる。
三郭堀切 三郭石積み 二郭から見る主郭
主郭切岸に残る石積み 主郭西虎口 主郭
主郭背後竪堀 主郭背後二重堀切 南麓から城址遠望

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
          「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年4月