市辺城

市辺城いちのべじょう
京都府城陽市市辺
Mapion

--南から城址遠望--
別名  
交通 JR奈良線「山城青谷駅」から徒歩15分。
築城年代 南北朝時代か
築城者 松井氏
形式 平山城
主な城主 松井蔵人
市辺天満神社背後の段丘末端部、城山が城址とされ、松井大和守の居城と伝えられている。また1331年(元徳3)後醍醐天皇が笠置城を脱出し、多賀の有王山まで逃れた際、深須入道と共に天皇を山中で捕らえた人物という松井蔵人の居館ともいわれている。
城址付近は民家や畑となり、私有地の為入る事が出来ず未見。遺構は不明だが、城址の東側にあるという深い切込みは人工的に掘り下げた堀と推定される。

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
              「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年7月