岩井山城

岩井山城いわいやまじょう
栃木県足利市岩井町
Mapion

--北から遠望--
別名 勧農城・叶城
交通 JR両毛線「足利駅」から徒歩25分。
築城年代 1466年(文正1)
築城者 長尾景人
形式 平山城
主な城主 足利長尾氏
1466年(文正1)11月、山内上杉氏の重臣長尾景人は、上杉氏の足利侵攻に伴い、足利荘代官として勧農に入部し、岩井山城を築いたとされる。勧農付近は中世において足利荘の中心に位置し、長尾氏入部以前から何らかの施設があったとも考えられるが、以後岩井山城は古河公方と上杉氏により交互に争奪が繰り広げられ、両勢力の前線基地となった。
1512年(永正9)頃には上杉氏が領有していたが、景人の子で3代景長が足利城を築くと、岩井山城は出城となった。
1562年(永禄5)5代政長(当長・景長)が館林城へ移ると、岩井山城には城代として白石豊前守が置かれたと伝えられる。
城址入口・案内板 中腹に建つ赤城神社境内 赤城神社
中腹に建つ乳房地蔵尊 曲輪跡 土塁
曲輪跡 東から城址遠望 Mapion
長林寺
左から初代景人・2代定景・桂芳墓 右から4代憲長・3代景長・景直墓 右から6代顕長・宣長
長昌院殿・福聚院殿墓

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2023年10月