兵庫県丹波市山南町和田
登山口地図
--天守台石垣--
兵庫県丹波市山南町和田 登山口地図 --天守台石垣-- |
| 別名 | 蛇山城・和田城 |
| 交通 | 各線「谷川駅」からバス「和田学校前」下車。 地図の地点、和田小敷地奥に登山口があります。 |
| 築城年代 | 1516年(永正13) |
| 築城者 | 和田斉頼 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 和田氏・佐野栄有 |
| 谷氏の出自については諸説あるが、1385年(至徳2)信濃国から源頼綱が地頭として来住した事に始まり、基綱の頃、谷氏を称したとされる。1504年(永正1)頼衡の時、信濃国から来住した同族である和田斉頼を婿養子とするが、後に家臣の讒言を受けた斉頼に討たれた。斉頼は跡を継いで自立し、1516年(永正13)岩尾城を築いたとされる。 1548年(天文17)斉頼没後、師季が跡を継ぐが、1579年(天正7)明智光秀による丹波攻めの際、黒井城主赤井(荻野)氏に従っていた為、久下城等と共に明智勢に攻められ落城、師季は討死したという。 その後岩尾城は放置されたと考えられているが、1586年(天正14)近江国木戸から佐野栄有が3750石で入部すると、岩尾城は総石垣の城郭に改修された。1595年(文禄4)栄有は在城僅か10年で近江国木戸へ移り、前田玄以が領有するが、翌年豊臣秀吉の命により岩尾城は廃城となった。 和田小敷地奥から登山道があり、南曲輪・下知殿丸を経て主要部まで続いているが、南東麓に建つ親縁寺脇からの登山道が本来の登城路であったようである。本丸北には大土塁を隔てて和田氏時代の古城が残されており、中世と近世の遺構が併存して機能していた貴重な城郭と評価される。 |
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| 南曲輪 | 下知殿丸 | 下知殿丸北堀切 |
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| 井戸跡 | 西の丸石垣 | 虎口 |
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| 二の丸 | 二の丸石垣 | 虎口 |
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| 本丸石垣 | 天守台石垣�� | 天守台石垣�� |
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| 天守台から見る古城土塁(物見台) | 古城 | 古城堀切 |
