鹿児島県出水市麓町 --地頭仮屋跡裏手から城山遠望-- |
別名 | 和泉城・花見ヶ城・亀ヶ城 |
交通 | 各線「出水駅」から徒歩30分。 |
築城年代 | 1190〜99年(建久年間) |
築城者 | 和泉小大夫兼保 |
形式 | 平山城 |
主な城主 | 薩州島津氏 |
1190〜99年(建久年間)和泉小大夫兼保により築かれたと伝えられる。 南北朝時代に入ると、和泉氏に代わって島津忠氏が入城したとされる。 1453年(享徳2)島津氏10代忠国の弟用久が薩州家を興し、出水城を本拠とすると、以後薩州島津氏がこの地に栄えた。 しかし1593年(文禄2)7代忠辰は、朝鮮出陣中、豊臣秀吉により改易され、出水城は廃城となり、天領となる。 1599年(慶長4)朝鮮における戦功で出水は島津氏領となり、城下は外城として発展した。 地頭仮屋跡(現出水小学校)裏手の城山が城址。遠望のみに留めて確認はしていないが、遺構は残されていないようである。 |