泉城

泉城いずみじょう
福島県いわき市泉町4丁目
Mapion

--城址碑・赤玉本多碑--
別名 泉陣屋
交通 JR常磐線「泉駅」から徒歩10分。
築城年代 1668年(寛文8)
築城者 内藤政親
形式 平城
主な城主 本多忠籌
1634年(寛永11)平城主内藤政長が没すると、その子忠長(忠興)が 跡を継ぎ、その内2万石は弟政晴が分封された。そして1668年(寛文8)政晴の跡を継いだ2代政親はこの地に泉城を築いた。
内藤氏は泉城に3代居城したが、1702年(元禄15)政森の時、上野国安中に移ると、代わって板倉重同が入城した。
1745年(延享2)重同の子勝清が再び上野国安中へ移ると、遠江国相良から本多忠如が入城し、明治まで7代本多氏が続いた。
現在城址はコンピューターカレッジ・泉公民館敷地となっており、城址碑や本多忠籌が登城の際、持槍の先端に飾った「赤玉」にまつわる碑が立つ。その北側にある泉西公園内に僅かに土塁が残されており、また泉3丁目の民家には伝裏門が移築されている。
城址碑 城址 移築された伝裏門

参考文献 「武者たちの舞台 福島民報社」
             「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年9月