浄泉寺城

浄泉寺城じょうせんじじょう
東京都八王子市館町
Mapion

--浄泉寺--
別名 近藤砦・近藤出羽守屋敷
交通 京王高尾線「狭間駅」から徒歩15分。
築城年代 戦国時代
築城者 近藤出羽守綱秀
形式
主な城主 近藤出羽守綱秀・伝鎌倉権五郎景政
御霊神社から南方丘上、浄泉寺が建つ一帯は八王子城主北条氏照家臣であった近藤出羽守綱秀(助実)の居館があったとされる。
綱秀は下野国榎本城の城代を務めていたが、1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、八王子城に拠り、討死した。
また平安時代末期、この一帯は醍醐天皇の系統貴族の子孫、鎌倉権五郎景政が本拠を構えていた。
1062年(康平5)前九年の役の際、景政は源頼義とその子義家に従い16才で出陣し、奥州の安倍貞任を討伐。その後景政は御霊神社付近に館を構えたという。
景政を祭神とする御霊神社 Mapion
妙性院・近藤綱秀墓
栃木県栃木市

参考文献 「現地案内板」
                 「日本城郭全集 人物往来社」
                    「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年8月