上本郷城

上本郷城かみほんごうじょう
千葉県松戸市上本郷
Mapion

--本福寺下にあるカンスケ井戸--
別名 本郷城
交通 JR常磐線「北松戸駅」から徒歩15分。
築城年代 南北朝時代か
築城者 千葉貞胤か
形式 平山城
主な城主   
築城者・年代共に不明だが、戦国時代には小金城の支城であったと考えられ、この地には小金城主高城氏家臣の小宮山土佐守に関係すると考えられる小宮家旧家があるという。
本覚寺から東に建つ本福寺までの「字花台」が城域と考えられ、一帯の最高所である本覚寺が主郭と推定される。「字花台」には近年まで土塁や堀が残されていたようだが、現在は宅地化されており、明確な遺構は見当たらない。北東には元妙見社とされる明治神社が建ち、また本福寺から井戸坂を下りた所には城に関連するものかは不明だが、カンスケ井戸がある。

参考文献 「東葛の中世城郭 崙書房出版」
           「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年12月