上山城

上山城かみのやまじょう
山形県上山市元城内
Mapion

--模擬天守--
別名 月岡城
交通 JR奥羽本線「かみのやま温泉駅」から徒歩10分。
築城年代 1535年(天文4)
築城者 武衛(上山)義忠
形式 平山城
主な城主 土岐氏
1535年(天文4)武衛(上山)義忠が西方に位置する虚空蔵山の高楯城からこの地に移り、築いたとされる。以来城主は武衛氏3代、里見氏と続き、1622年(元和8)御家騒動による最上氏改易後は能見松平氏、蒲生氏等を経て、土岐氏が2代続いたが、1692年(元禄5)土岐氏が転封となると、上山城は破却された。
その後も上山藩は金森氏、藤井松平氏と続くが、一部が修復されたのみで、城が再建される事は無く、明治を迎えている。
現在城址は月岡神社・月岡公園となり、僅かに土塁や堀が残されている。
本丸に建つ月岡神社 本丸東側に残る土塁 土岐氏築造の本丸庭園跡
近年江戸の土岐氏上屋敷跡から
石灯篭が移され、建立された
模擬天守 城址から北側 本丸・二の丸(月岡公園)間堀切跡
二の丸(月岡公園) 土岐家七層塔
近年江戸の土岐氏上屋敷跡から
石灯篭と共に、建立された
城址北西・武家屋敷通り

参考文献 「現地案内板」
                        「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年9月