上里見城

上里見城かみさとみじょう
群馬県高崎市上里見町
Mapion

--北東から城址遠望--
別名 城山
交通 各線「高崎駅」からバス「神山上宿」下車。
築城年代 1345年(貞和1)頃
築城者 里見義時
形式 丘城
主な城主 里見氏
上里見城の歴史については不明な点が多いが、里見義時本拠の要害城であったと考えられる。義時は吾妻斎藤氏と抗争を続け、1356〜60年(延文年間)頃、新田義宗に味方し、吾妻まで進撃するが、上杉憲顕に滅ぼされたという。
その後鷹留城の物見として利用されたと推定される。
本丸は常福寺墓地となり、背後に堀があったとされるが現在は確認出来ない。堀跡である道を挟み、東側も城域だが果樹園となっており、明確な遺構は見当たらない。
城址中央を通る道は堀跡 二の丸 本丸背後堀跡
本丸西腰曲輪 西下を流れる経塚川 北側の眺め
中央に鷹留城が見える

参考文献   「信濃をめぐる境目の山城と館 上野編 戎光祥出版」
  「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年3月