神奈川台場

神奈川台場かながわだいば
神奈川県横浜市神奈川区神奈川1
Mapion

--石垣--
別名  
交通 各線「横浜駅」から徒歩10分。
築城年代 1860年(万延1)
築城者 伊予松山藩
形式 砲台
主な城主 伊予松山藩
1860年(万延1)幕府が海岸防備の為、伊予松山藩に命じ、勝海舟の設計で構築された。石材は伊豆東海岸から搬出され、塁土は権現山城址を切り崩し用いられた。
大砲14門が備えられ日本最大の要塞であったが、外敵に対して砲撃した事は一度も無く、後に横浜港に入る外国艦隊の礼砲用として使われる。
1899年(明治32)廃止されると、その後大正10年頃から埋め立てられ、現在は住宅と線路の間に石垣の一部が残るのみとなった。
台場跡碑 僅かに残る石垣

参考文献  「日本城郭全集 人物往来社」
              「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年4月