川原御所

川原御所かわはらごしょ
青森県青森市浪岡大字浪岡浅井
Mapion

--川原御所址碑--
別名 川原館
交通 JR奥羽本線「浪岡駅」から徒歩25分。
築城年代         
築城者 北畠守親か
形式
主な城主 北畠具信
南北朝時代に活躍した北畠親房、顕家の子孫が浪岡に入部し、浪岡御所と称されるが、また別に顕信の子守親も浪岡入りし、この地に在って川原御所と呼ばれたという。
1562年(永禄5)同族同士の内紛である「川原御所の乱」が起こり、川原御所具信が浪岡御所具運を討つと、これを期に浪岡北畠氏は急速に衰え、1578年(天正6)具運の跡を継いだ顕村は大浦(津軽)為信に攻められ、浪岡北畠氏は滅亡した。
地図の地点、民家敷地内に碑が立ち、堀跡と思われる水路が付近を流れるだけで、遺構は残されていない。

参考文献 「戦国の城 学研」
                     「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年8月