生麦貝助台

生麦貝助台なまむぎけいのすけだい
神奈川県横浜市鶴見区岸谷4丁目
Mapion
貝助坂地図
--貝助坂突き当り(貝助台地上)--
別名    
交通 京急本線「花月総持寺駅」から徒歩10分。
築城年代    
築城者    
形式 平山城
主な城主 関口氏
花月総持寺駅すぐ北側、「花月園競輪場」跡地の台地は「貝助台(けいのすけだい)」といわれ、そのほぼ真ん中を通る間道(競輪場開設により切断されている)は「貝助坂」と呼ばれる。「貝助」の名は生麦村の名主である関口八郎右衛門の先祖に関口外記助の一族と思われる貝之助という人物がおり、その館が付近に在った事に由来するという。関口氏は元は駿河国今川氏の重臣で後に後北条氏に仕えたとされ、戦国時代には寺尾城主諏訪氏の支配下に入り、城の南面に位置するこの要害の地の守備に当たっていたとされる。
また一説に里見入道義高の隠棲の地ともされる。
地図の地点、柳町バス停付近から北東に延びる坂が貝助坂。登り詰めた台地上が「貝助台(花月園競輪場跡地)」だが、競輪場開設により早くから改変され、現在も工事が行われており、遺構は全く残されていない。

参考文献  「鶴見の坂道 鶴見歴史の会・横浜市鶴見図書館」
 「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年6月