木原城

木原城きはらじょう
茨城県稲敷郡美浦村木原
Mapion

--二の丸東側空堀--
別名       
交通 JR常磐線「土浦駅」からバス「木原」下車。
築城年代 1399年(応永6)又は1562年(永禄5)
築城者 近藤利貞又は土岐治英か
形式 平城
主な城主 近藤氏
1399年(応永6)又は1562年(永禄5)に築かれたと考えられるが詳細は不明。
戦国時代には江戸崎城主土岐氏家臣の近藤氏が北方の守りとして入城したと考えられるが、現在見られる大規模な遺構は土岐氏が後北条氏に従う様になった1563年(永禄6)以降、後北条氏により番城として整備されたものと推測される。
1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの後、芦名盛重が江戸崎城主となる。その後内藤清成・吉田忠成が江戸崎領内で1万石を与えられる。
現在城址公園として整備されている本丸から永厳寺付近まで城域は広大で、大規模な土塁や空堀が残されている。
三の丸
正面は木原小学校
二の丸
畑になっている
二の丸土塁
二の丸・本丸間土橋 二の丸・本丸間空掘 本丸
本丸土塁 稲荷曲輪 稲荷曲輪下空堀
三の丸南側を通る道路
正面付近は南虎口があったようで
林の中に土塁が確認出来る
永厳寺(寺曲輪) 永厳寺(寺曲輪)南・神田掘付近

参考文献 「現地案内板」 
                        「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
               「茨城の城郭 国書刊行会」
訪城回数 1
2013年5月