木浦城

木浦城きのうらじょう
愛媛県今治市伯方町木浦
Mapion

--模擬天守--
別名             
交通 「木浦港」から徒歩20分。
築城年代 1170年(嘉応2)頃
築城者 紀氏
形式 山城
主な城主 紀氏・能島村上氏
1170年(嘉応2)頃、河野氏の有力部将であった紀氏により築かれたといわれる。
1221年(承久3)承久の乱の際、紀氏(六郎太郎)は河野氏に従い後鳥羽上皇方として出陣するが敗れ、遺臣が拠る木浦城も鎌倉勢に攻められ落城したとされる。
その後の木浦城の歴史は不明だが、1390年(明徳1)頃、村上師清が伯方島木ノ浦の領家職としてこの地に入部して以来、伯方城を大根城とした能島村上氏により使われたと思われる。
現在城址は伯方ふるさと歴史公園となり、模擬天守風の資料館が設置されている。公園化により大きく改変されていると思われ、遺構は特に残されていない。
模擬天守 模擬天守・城門 城址からの眺め

参考文献 「村上一族のすべて 新人物文庫」
                      「愛媛県中世城館跡分布調査報告書 愛媛県教育委員会」
            「大分・宮崎・愛媛の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2018年7月