金山城

金山城きんざんじょう
兵庫県丹波篠山市追入
Mapion
登山口地図
--本丸南石垣--
別名    
交通 JR福知山線「柏原駅」からバス「追入」下車。
地図の地点、追入神社のすぐ南から登山道があります。
築城年代 1578年(天正6)
築城者 明智光秀
形式 山城
主な城主 明智光秀
1578年(天正6)明智光秀により築かれた。
1575年(天正3)光秀による第一次丹波攻めの際、赤井(荻野)直正が拠る黒井城攻めが行われたが、当初、明智方であった八上城主波多野氏は翌年突如寝返り、光秀の陣を急襲し、総崩れとなった光秀は亀山城へ敗走した。「赤井の呼び込み戦法
1577年(天正5)10月、光秀による第二次丹波攻めが始まり、1578年(天正6)3月頃、八上城を包囲した。この時黒井城との連携を断つ為、多紀郡と氷上郡の郡境に在って両郡を結ぶ交通の要衝に位置するこの金山城を築いたとされる。
東麓、追入神社南側から登ると曲輪として利用された園林寺跡に着き、ここから南北に細長い馬場跡を経て、本丸に着く。本丸は展望が開け、八上・黒井両城が遠望出来、また石垣が築かれている。本丸西側には江戸時代の浮世絵師、歌川(安藤)広重の「六十余州名所図会」にも描かれている奇岩「鬼の架け橋」がある。
東麓、登山口付近に建つ追入神社 園林寺跡 園林寺跡石垣
馬場跡 馬場跡土塁 本丸
本丸西側 本丸から南東
画像中央やや左が八上城
本丸から北
画像中央に黒井城山頂部が見える
本丸南石垣 本丸北虎口 虎口付近石垣
本丸西下曲輪 西曲輪にある「鬼の架け橋」 西曲輪
本丸から東曲輪方面 東曲輪(小切丸) 北・鐘ヶ坂付近から城址遠望
左・本丸、右・鬼の架け橋

参考文献 「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
  「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年12月