埼玉県深谷市国済寺 --国済寺-- |
別名 | 庁鼻和館・国済寺館 |
交通 | JR高崎線「深谷駅」から徒歩30分。 |
築城年代 | 室町時代 |
築城者 | 上杉憲英 |
形式 | 平城 |
主な城主 | 庁鼻和上杉氏 |
鎌倉時代よりこの地は庁鼻和(廰鼻和・廰鼻・固庁鼻)と称され、鎌倉御家人庁鼻和太郎の居館があったとされる。 室町時代に入り、関東管領山内上杉氏初代憲顕の6男憲英が上野国新田氏を押さえる為、庁鼻和氏居館跡に庁鼻和城を築くと憲光・憲信と3代続き、庁鼻和上杉氏と称される。 その後1456年(康正2)4代房憲が深谷城を築いて移ると、庁鼻和城は支城の役割を担ったものと考えられる。 庁鼻和城は一辺約170メートルの正方形で、外郭を含めると28ヘクタールの規模を有していた。現在は国済寺境内となり、本堂裏手に僅かに築山と土塁が残されている。 |