小牧御殿

小牧御殿こまきごてん
愛知県小牧市小牧4丁目
Mapion

--案内板・福禄寿像--
別名 小牧代官所
交通 名鉄小牧線「小牧駅」から徒歩15分。
築城年代 1625年(寛永2)
築城者 徳川義直
形式 御殿
主な城主 徳川義直
1625年(寛永2)尾張藩主初代徳川義直が鷹狩りの際、この地の西にあった江崎善左衛門の蟹清水屋敷を訪れ、北西に小牧山を望む景観と蟹清水の庭園が気に入り、御殿にしたといわれる。以降義直の別荘として、通行や鷹狩りの際の宿泊所や休憩所として使われ、普段は江崎氏が御殿守として管理していた。
1782年(天明2)小牧御殿の一画に小牧代官所(陣屋)が設けられ、尾張国丹羽郡127村・春日井郡125村、美濃国可児郡5村という広範囲を管轄していた。
現在遺構は見当たらないが、地図の地点に案内板が設置されており、隣には義直が作らせ、御殿内に設置してあったという福禄寿の石像がある。又石像を安置する祠は御殿の建物の一部を転用したものと伝えられている。

参考文献 「現地案内板」
訪城回数 1
2009年4月