小牧山城

小牧山城こまきやまじょう
愛知県小牧市堀の内1丁目
Mapion

--信長期の構築と思われる石垣--
別名 小牧城
交通 名鉄小牧線「小牧駅」から徒歩15分。
築城年代 1563年(永禄6)
築城者 織田信長
形式 山城
主な城主 織田信長・徳川家康
1560年(永禄3)桶狭間合戦で今川義元を倒した織田信長は美濃稲葉山城主斎藤龍興の攻略に乗り出す。1563年(永禄6)美濃攻略の拠点として小牧山城を築城すると清洲城から居城を移し、南麓に城下町を形成した。
その後1567年(永禄10)斎藤氏を攻略した信長は稲葉山城へ移り、在城僅か4年で廃城となる。
1584年(天正12)小牧長久手合戦の際、徳川家康は小牧山を占領すると陣城として、麓にあった武家屋敷群も含めて大改修を行い、主陣地を置いた。現在見られる山麓の長大な囲郭はこの時修築されたものと考えられる。
東側を流れる合瀬川 南東麓土塁・空堀 東麓・館跡
信長居館跡ともされる
東麓・屋敷跡 東麓・屋敷跡 北麓・土塁
大手付近土塁・曲輪跡 本丸付近に見られる石垣 本丸に建つ小牧歴史館

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2009年4月