国府台城

国府台城こうのだいじょう
千葉県いすみ市国府台
Mapion

--北から城址遠望--
別名      
交通 いすみ鉄道「国吉駅」から徒歩10分。
築城年代        
築城者 三階氏
形式 平山城
主な城主 三階義堅
夷隅川が西側を流れる台地上、五柱神社が城址。
万喜城5支城の一つで、三階(みはし)氏の居城であったといわれる。三階氏は伊甚の国造の子孫が野に下って三階氏を称し、国府台に居を構えた事に始まり、永禄年間に国府台城と呼ばれるようになった。
三階義政は土岐為頼の娘弘子を娶ると、土岐氏に従うようになり、長男義堅は義政の跡を継いで国府台城主となる。
1590年(天正18)8月、万喜城が徳川家康四天王の一人、本多忠勝に攻められ落城すると、義堅は国府台城に火を放ち、家人と共に中滝郷古屋(現押日)の別邸に逃れたという。
二郭 主郭(五柱神社)に立つ案内板 主郭西下横堀

参考文献 「現地案内板」
                  「房総の古城址めぐり 有峰書店」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年11月