雲崎城

雲崎城くもさきじょう
秋田県秋田市浜田館ノ前
Mapion

--稲荷神社--
別名 雲崎館・雲崎の城
交通 JR羽越本線「新屋駅」から徒歩15分。
築城年代 1592〜96年(文禄年間)
築城者 小野筑後守
形式 平山城
主な城主 前田氏
1592〜96年(文禄年間)湊城主安東氏の家臣で8千石を領した小野筑後守の居城とされ、由利亀田の赤尾津氏に攻め落とされると、小野氏は新屋に逃れたという。
その後雲崎城は赤尾津氏から最上氏の家臣で岩崎城主原田河内守光俊に継がれ、1602年(慶長7)佐竹氏が秋田に入部すると廃城となり、佐竹氏支配地となった。
現在稲荷神社が建つ標高約20メートルの小山が城址。周辺は道路建設や宅地化により改変されており、特に遺構は見当たらないが、付近に点在する堤は堀の役目を果たしていたという。
北側から遠望 稲荷神社社殿 稲荷神社南側

参考文献 「秋田県の中世城館 秋田県文化財保護協会」
    「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年9月