桑原城

桑原城くわばらじょう
長野県諏訪市四賀上桑原
Mapion

--本丸・二の丸間堀切--
別名 高鳥屋城・水晶城・矢竹城
交通 中央自動車道「諏訪」ICから車で15分。
築城年代  
築城者 桑原氏
形式 山城
主な城主 諏訪頼重
築城年代は不明だが、「保元物語」に諏訪武士として桑原氏の名がみえ、諏訪における最古の築城に属するといわれている。
また「守矢満実書留」には、1483年(文明15)下社金刺興春の攻撃に対し、上社方からは桑原氏らが出陣した事が記されている。
1542年(天文11)7月4日、武田晴信に攻められた諏訪頼重は上原城から逃れ、この桑原城に籠もるが、その後武田氏と講和し、甲府に送られた。そして7月21日、甲府東光寺において切腹させられ、諏訪惣領家は滅亡した。
東堀切 東曲輪 本丸から見る二の丸
本丸 本丸東土塁 Mapion
諏訪頼重墓
東光寺・甲府市

参考文献 「現地案内板」
           「日本の城 小学館」
                    「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2006年10月