山梨県西八代郡市川三郷町 --甲斐源氏旧跡碑-- |
別名 | |
交通 | JR身延線「市川本町駅」から徒歩15分。 |
築城年代 | 1110〜13年(天永年間) |
築城者 | 源義清 |
形式 | 館 |
主な城主 | 源義清 |
甲斐源氏の祖である源義清は、新羅三郎義光の3男で、1110〜13年(天永年間)甲斐に入り、市河庄・青島庄の下司としてこの地に居館を設けた。49才頃に甲斐の目代になり、甲斐に土着した最初の人とされ、長男清光と共に駒の飼育に精進し、甲斐の黒駒と呼ばれる名馬の産地となる。 後に清光は逸見に移り、逸見冠者とも黒源太とも呼ばれており、その子信義は、武田太郎と号して武田氏の祖となり、甲斐源氏一族を率いて強大な武力を誇った。 熊野神社一帯が館址と伝えられ、土塁と思われる土盛りや水路が確認出来るが、明確な遺構は残されていない。 |
西側・平塩寺跡 源義清が甲斐の下司となったのは、 この寺の源行房(市川別当)に依った ものという |
伝承地標柱 | 館址からの眺め |