美尾屋氏館

美尾屋氏館みおやしやかた
埼玉県比企郡川島町表
Mapion

--広徳寺・大御堂--
別名   
交通 JR高崎線「桶川駅」からバス「牛ケ谷戸」下車。
バス停から徒歩10分。
築城年代 平安時代末期
築城者 美尾屋十郎広徳
形式
主な城主 美尾屋氏
平安時代末期、源頼朝に従い、「平家物語」や「吾妻鏡」にもその名が見える美尾屋十郎広徳館跡。
1185年(寿永4)2月、広徳は屋島合戦に参加するが、太刀が折れて逃げる広徳の兜を悪四郎景清が熊手で引き、錣が千切れたとされ、景清の剛勇と広徳の首の強さを互いに称賛したというエピソードが伝わる。
鎌倉時代初期、北条政子が広徳の冥福を祈って建立したとされる広徳寺が館跡とされ、境内に広徳の碑が立つ。また周囲にみられる水路は水堀跡と考えられている。
美尾屋十郎広徳碑 北側を流れる水路 北から遠望

参考文献  「現地案内板」
                      「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2016年4月