宮尾城

宮尾城みやおじょう
広島県廿日市市宮島町
Mapion

--西曲輪--
別名 宮ノ尾城・要害山
交通 JR山陽本線「宮島口駅」からフェリーで10分。
桟橋から徒歩3分。
築城年代 1555年(天文24)
築城者 毛利元就
形式 水軍城(丘城)
主な城主 己斐豊後守・新里宮内少輔
1555年(天文24)春、毛利元就が陶晴賢との決戦の場に厳島を選び、晴賢をおびき寄せる為に築いた囮城ともいうべき城で、往時は城際まで海が迫り海賊城の性格を持っていた。元就は宮尾城に中村二郎左衛門を置き、更に厳島神領衆の己斐豊後守・新里宮内少輔を派遣し晴賢に備えた。僅か3百余りの兵が拠る宮尾城だったが10日余りの籠城戦に耐えた。
北側の眺め 塔の岡(五重塔)方面
中央の山が駒ヶ林・左が弥山
堀切
仁王門跡 本丸石垣 東曲輪堀切

参考文献 「現地案内板」
                    「広島・岡山の城郭 新人物往来社」 
訪城回数 1
2008年1月