兵庫県尼崎市水堂町1丁目 --水堂宝篋印塔・常春寺-- |
別名 | 水堂代官所 |
交通 | JR東海道本線「立花駅」から徒歩5分。 |
築城年代 | 1643年(寛永20) |
築城者 | 青山幸通 |
形式 | 陣屋 |
主な城主 | 青山氏 |
1643年(寛永20)尼崎城主青山幸成没後、所領5万4千石は4人の子に分与され、家督を継いだ幸利は4万8千石、2男幸通は3千石、3男幸正は2千石、4男幸高は1千石を領有した。水堂陣屋は3千石を分与された2男幸通が設けた陣屋で、次屋・潮江・水堂(尼崎市)と下大市・久右衛門・中(西宮市)と平野(神戸市)の一部が支配下に置かれた。 幸通系青山氏は水堂陣屋を本拠に明治維新まで続き、最終的な禄高は摂津国2千5百石、下総国3千石、計5千5百石であった。 近年まで建物や陣屋門が残されていたが、老朽化により撤去され、民家敷地に案内板が立つのみとなっている。西側に建つ常春寺には南北朝期のものとされる水堂宝篋印塔が残されている。 |