尼崎城

尼崎城あまがさきじょう
兵庫県尼崎市南城内
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--城址碑--
別名 琴浦城・尼丘城
交通 阪神電鉄本線「尼崎駅」から徒歩10分。
築城年代 1617年(元和3)
築城者 戸田氏鉄
形式 平城
主な城主 松平忠喬
尼崎城の築城年代について、1519年(永正16)細川高国が尼崎に柵城を築いた事に始まるといわれる。しかしこれが「尼崎城」であるかについては疑問も残され、別個の大物城ともいわれる。
1617年(元和3)戸田氏鉄が尼崎に5万石で入封し、翌年より築城を開始、数年の年月をかけて4層の天守を持つ近世尼崎城を築いた。
氏鉄は18年間尼崎城に在城したが、1635年(寛永12)10万石を与えられ、美濃国大垣城へ移った。代わって遠江国掛川城から青山幸成が3万5千石で入封し、以後美濃国郡上八幡城へ移るまで4代が在城する。
その後松平忠喬が入封し、明治に至るまで松平氏が在城した。
明城小学校南側に城址碑が立ち、校内には尼崎城模型も展示されている。明確な遺構は見当たらないが、明城小学校北西、市立中図書館北側には石垣が復元されている。
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桜井神社・尼崎城天守軒瓦
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復興石垣

参考文献 「現地案内板」
                    「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2010年10月
2015年8月