兵庫県丹波篠山市福住
登山口地図
--本丸北尾根堀切・土橋--
| 別名 | 安田城・福住城 |
| 交通 | JR福知山線「篠山口駅」からバス「篠山営業所」下車。 乗り継ぎ⇒ 「篠山営業所」からバス「福住」下車。 地図の地点、南東麓に建つ禅昌寺西側から登山道があります。 |
| 築城年代 | |
| 築城者 | 籾井氏 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 籾井綱重・綱利 |
| 東の天引峠を越えて口丹波に通じる京街道と南の天王峠を越えて摂津に通じる摂津街道の交差点を押さえる要衝に位置し、籾井荘を支配していた国人籾井氏により築かれたとされる。籾井氏について詳細は不明だが、室町幕府の御倉職や奉行衆、戦国時代には丹波守護職細川京兆家や一族にもその名が見え、関連も考えられる。 籾井氏は八上城主波多野氏の有力被官として重きをなし、城主綱重の時、子である綱利に籾井城を譲ると、2男綱正を連れて安口城に隠居したといわれる。 1577年(天正5)10月、明智光秀による第二次丹波攻めが始まり、八上城攻略の前哨戦として「モミヰ之館」や荒木城(細工所城)が攻撃され、「籾井両城(籾井城・安口城か)」は落城したとされる。次いで波多野方11ヶ城の城も落ち、「荒木波多之両城(荒木城・八上城か)」を残すだけになったいう。 落城の時期は諸説あり、また城主についても黒井城主である赤鬼と称された赤井(荻野)直正と並び、青鬼として恐れられたという籾井教業が城主であったとも伝わる。 標高394メートル白尾山山頂に築かれた本丸を中心とし、四方に延びる尾根上にそれぞれ曲輪や堀切が設けられている。登山道途中にも出城跡と思われる平場があり、城域は広く、遺構も良く残されている。 |
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| 南尾根竪堀 | 南尾根堀切 | 本丸南腰曲輪 |
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| 本丸 | 本丸北曲輪 | 本丸北尾根堀切・土橋 |
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| 堀切 | 東尾根土橋 | 東曲輪�� |
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| 東曲輪�� | 東尾根堀切 | 南西から城址遠望 |
「明智光秀の城郭と合戦 戎光祥出版」
訪城回数 1
2020年1月
