向羽黒山城

向羽黒山城むかいはぐろやまじょう
福島県大沼郡会津美里町字船場
Mapion

--枡形虎口--
別名 岩崎城・巌城
交通 JR只見線「会津本郷駅」から城址入口まで徒歩20分。
北西麓にある会津本郷焼資料館前に案内板・入口があります。
築城年代 1561年(永禄4)
築城者 蘆名盛氏
形式 山城
主な城主 蒲生氏郷
1561年(永禄4)黒川城を本拠とする蘆名家16代盛氏は、家督を子盛興に譲り、隠居城としてこの向羽黒山城の築城を開始した。1568年(永禄11)完成するが、1575年(天正3)盛興が亡くなった為、盛氏は二階堂盛義の子盛隆を養子として迎え、再び黒川城へ戻った。
この時向羽黒山城は廃城になったとされるが、現在見られる遺構から、その後会津に入った伊達氏、蒲生氏、上杉氏時代にも改修、使用されたものと考えられる。
東北地方でも屈指の山城と言われるだけあり、非常に広大で半分も見る事が出来なかった。遺構も良く残るが全体的に藪も多く、機会があれば冬場にまた訪れたいと思う。
北大手から北曲輪へ通じるくるみ阪 北曲輪(伝盛氏屋敷) 三の丸から北方
二の丸北堀切 二の丸 内側から見る枡形虎口
枡形虎口内・石垣の残石 枡形虎口前面・馬出 虎口脇空堀
水の手 二の丸・本丸間堀切・門跡 本丸枡形虎口
本丸 本丸下堀切 北東から城址遠望

参考文献 「現地案内板」
                        「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年5月