向山城

向山城むかいやまじょう
兵庫県川西市山下
Mapion

--本丸西空堀--
別名     
交通 各線「山下駅」から登山口まで徒歩10分。
南麓、川西市郷土館西側、68号線に出る手前の首供養地蔵
横から登山道があります(山下城経由)。
築城年代 1568年(永禄11)以降か
築城者 塩川国満か
形式 山城
主な城主 塩川国満
山下城から谷を挟んで北側、標高181メートル、向山(甘露寺山)に位置し、両城はそれぞれ東へ尾根を登り詰めた標高242メートルの最高峰で結ばれている。現在見られる遺構から向山城は増設されたもので連携して防備していたと考えられている。
基本的に土塁を西・北・東に設けた単郭の山城だが、北西部に張り出し部が見られ、西側に設けられた空堀はここで横矢が掛かる構造になっている。麓から直接登れる登山道の存在は分からないが、山下城二重堀切からそのまま東へ尾根を登り、最高所で折り返すように西へ降ると比較的楽に到達出来る。
東堀切 本丸南虎口? 本丸
本丸東土塁 本丸西土塁 本丸西空堀・クランク部

参考文献 「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
  「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年12月