長根城


長根城ながねじょう
群馬県高崎市吉井町長根
Mapion


--本丸東空堀--
別名     
交通 上信電鉄線「西吉井駅」から徒歩20分。
築城年代 1560年(永禄年間)頃
築城者 長根重清
形式 丘城
主な城主 長根氏
長根氏居城。
長根重清は小幡信貞の弟で、後に小河原氏を称した。重清は初め小幡氏と共に山内上杉氏に従っていたが、その後甲斐武田氏に属し、1566年(永禄9)には石倉城を守り、1580年(天正8)武田勝頼による膳城攻めの際、討死した。
1592年(文禄1)長根に松平家治が封ぜられ、この時の陣屋は長根城北西の「城の内」とされる。
上の湯公民館から道を挟み南西が二の丸、上の湯公民館から北側が本丸で城址碑が立つ。大半が畑になっているが、空堀や土塁が残されている。また長根神社境内も城址の一部で、ささ郭跡と考えられる。
長根神社 土塁 本丸
城址碑 二の丸・本丸間城坂(右側) Mapion
北西「城の内」付近を流れる水路

参考文献 「現地案内板」
                         「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
                       「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年12月