埼玉県さいたま市見沼区南中丸 --城址に建つ神明社-- |
別名 | 春日氏館・堀の内 |
交通 | 各線「大宮駅」からバス「南中野」下車。 バス停から徒歩5分。 |
築城年代 | 1352年(観応3)頃か |
築城者 | 春日八郎行元 |
形式 | 館 |
主な城主 | 春日兵庫助景定 |
藤原氏の流れを汲む春日八郎行元が居城したと伝えられる。 行元は1352年(観応3)9月18日、軍功により足利尊氏から下文を与えられ、足立郡桶川郷内菅谷村を領したといわれ、またこの時野田・中丸を与えられたとも伝わる。詳細は明らかではないが、この頃春日氏一族は足立郡各地を領していたとみられている。 戦国期に入ると春日兵庫助景定が岩槻城主太田三楽斎資正に仕えており、中丸城は支城の役割を持っていたと考えられる。 その後景定は後北条氏に従っている。 神明社一帯が城址だが、僅かに微高地となるだけで、遺構は特に見当たらない。 |