埼玉県さいたま市岩槻区太田
-移築保存されている岩槻城裏門-
| 別名 | 白鶴城・浮城 |
| 交通 | 東武野田線「岩槻駅」から徒歩20分。 |
| 築城年代 | 1457年(長禄1) |
| 築城者 | 太田道真(資清) |
| 形式 | 平城 |
| 主な城主 | 太田資正・氏資・高力清長 |
| 1455年(享徳4)将軍の命を受けた駿河国今川範忠に鎌倉を追われ、下総国古河へ移った古河公方足利成氏に備える為、1457年(長禄1)扇谷上杉持朝が太田道真・道灌に命じ、川越城・江戸城と共に築かせたといわれる。はじめ道灌の養子太田資家、次いでその子資頼が城主となる。 1525年(大永5)江戸城を攻略した北条氏綱に攻められた際、資頼の家臣渋江三郎が内応した為、3千余人が討死して落城、資頼は石戸城へ逃れた。以後岩槻城は後北条氏の持城となり、渋江三郎が置かれたが、1530年(享禄3)資頼が奪還し、資頼没後、資正が跡を継いだ。 1564年(永禄7)資正が第二次国府台合戦で敗れると、北条氏康の謀略により、資正の長男氏資は父資正と弟梶原政景を追放し、後北条氏に従うようになった。資正と政景は常陸佐竹氏の下へ奔ったとされる。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、岩槻城は伊達房実・富城為実ら2千が守っていたが、浅野長政に攻められ開城した。 同年徳川家康が関東に入国すると、高力清長が2万石で入城し、以後城主は青山・阿部・板倉・戸田・松平・小笠原・永井氏と続き、1756年(宝暦6)大岡忠光が入城すると、幕末まで8代大岡氏が続いて、忠貴の時、明治を迎えた。 |
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| 本丸・新曲輪間沼跡にある岩槻公園 | 鍛冶曲輪東堀跡 | 鍛冶曲輪 |
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| 鍛冶曲輪虎口・土橋 | 新曲輪空堀�� | 新曲輪空堀�� |
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| 空堀(畝堀跡) | 黒門 | 時の鐘 |
「日本の城 小学館」
「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2006年12月
