中野小館

中野小館なかのおたて
長野県中野市小舘
Mapion

--館址・背後の山は鴨ヶ嶽城--
別名 中野御館・日野城・高梨氏館
交通 長野電鉄長野線「信州中野駅」から徒歩20分。
築城年代 1504〜21年(永正年間)
築城者 高梨氏
形式
主な城主 高梨政頼
中世前期、この一帯は中野氏が覇権を握っていたが、鎌倉時代から室町時代にかけて、清和源氏頼季流の井上氏の一族盛光を祖とする高梨氏が勢力を伸ばし、この勢力拡大の過程の中で、中野氏を追い、この地に本拠を置いたものとみられる。
中野小館について、1504〜21年(永正年間)高梨氏の築城とする説が有力だが、方形館という古い形態を残す事から、中野氏の居館を修築したものとも考えられる。
1555〜58年(弘治年間)頃、高梨氏は甲斐武田氏の圧迫によってこの中野館を退去し、飯山城に逃れた。その後高梨氏は上杉氏の庇護の下、旧領回復を目指し、1582年(天正10)上杉景勝が川中島を領有すると、高梨頼親は再び中野小館に入るが、1598年(慶長3)景勝の会津転封に従い、再び高梨氏はこの地を去った(諸説あり)。
館址は高梨館跡公園として整備され、空堀や土塁が良く残されている。
東空堀 東虎口 井戸跡
建物跡 庭園跡 土塁
西虎口 西空堀 南空堀

参考文献 「現地案内板」
                    「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年4月