静岡県御前崎市新野 --南から城址遠望-- |
別名 | 舟ヶ谷城 |
交通 | JR東海道本線「菊川駅」からバス「新野」下車。 |
築城年代 | 室町時代中期 |
築城者 | 新野氏 |
形式 | 平山城 |
主な城主 | 新野親矩 |
今川国氏の孫俊国が、「吾妻鏡」に浅羽三郎・横地太郎と共に名がみえる新野氏の名跡を継いだ事に始まる今川系新野氏の居城と考えられる。はじめ北東尾根続きの八幡平に城を築き、その後「一城別郭」に改修され、主要部はこの地に移されたものと思われる。 1562年(永禄5)姻戚関係にあった井伊直親が讒言により今川氏真に討たれると、新野左馬助親矩はその遺児万千代(後の井伊直政)を養った事で知られる。 1564年(永禄7)親矩は氏真の命で、今川氏に背いて徳川家康に通じた曳馬城主飯尾連竜を攻めたが、討死した。 登山道が見つからず、確認は出来なかったが、主要部は土取りで破壊されているようである。 |
南西から城址遠望 | 佐馬武神社 新野左馬助親矩のものとされる 五輪塔が残る |