野尻新城

野尻新城のじりあらじょう
長野県上水内郡信濃町野尻
Mapion

--二郭堀切--
別名          
交通 上信越道「信濃町IC」から車で15分。
築城年代 1558〜70年(永禄年間)か
築城者 上杉謙信か
形式 平山城
主な城主       
野尻湖北、「字城が入」尾根に築かれており、対岸の琵琶島には野尻城がある。
南北朝時代の築城と考えられる野尻城に対し、野尻新城は1558〜70年(永禄年間)信越国境の境目の城として上杉謙信により築かれたと考えられる。そして武田氏滅亡後も中継基地として利用されたものと思われる。
特に案内は無いが、南西麓にあるレストラン裏手から登山道があり、 途中道は不明瞭だが尾根を目指すとすぐに郭跡や堀切が確認出来る。そこから更に東へ進むと土塁に囲まれた二郭・主郭が見えてくる。城址は整備されておらず、藪が多いが、遺構は比較的良く残されている。
西郭虎口 三郭堀切 二郭堀切
二郭虎口 主郭 南から城址遠望

参考文献 「信州の城と古戦場 令文社」
       「日本城郭全集 人物往来社」
           「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年4月