奥沢城

奥沢城おくさわじょう
東京都世田谷区奥沢7丁目
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--浄真寺南門--
別名  
交通 東急東横線「自由が丘駅」から徒歩10分。
築城年代  
築城者 大平氏
形式 平城
主な城主 大平出羽守
世田谷城主吉良氏老臣で後に後北条氏から直臣に取り立てられた大平出羽守が居城した。
現在城址である浄真寺境内には鷺草が咲き、これには悲話が伝えられている。世田谷城主吉良頼康には家臣で奥沢城主大平出羽守の娘の常盤姫という側室があった。ある時古くからの側室達は常盤姫を妬み、不義をしたと頼康に告げ口をし、これにより常盤姫は遠ざけられる事となる。絶望した常盤姫は愛育していた白鷺の脚に遺書を結びつけ両親の住む奥沢城に放った。しかし偶然狩りをしていた頼康がこの白鷺を射落とし遺書を見つけ急いで帰るがすでに遅かった。白鷺が射落とされた場所からは草が生え、やがて鷺に似た花をつけるようになったという。
浄真寺東門 城址碑 境内に残る土塁
浄真寺本堂 境内に咲く鷺草
7〜8月頃花を咲かせる
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常盤塚(世田谷区上馬5丁目)

参考文献 「現地案内板」
                     「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 3
2006年7月
2007年8月
2016年12月