大神古戦場

大神古戦場
神奈川県平塚市大神

1569年(永禄12)
武田信玄×北条氏康
Mapion

--隆盛寺前に立つ古戦場碑--
交通 小田急線「本厚木駅」からバス「大神」、又は「真芳寺前」下車。
バス停から徒歩10分。
この付近一帯から八幡原にかけての地を牛ケ渕といい、東方は相模川、西方は水田が共に入りこんで狭まり、八王子道を通って南下北上する軍勢を阻むには絶好の場所だった。
1569年(永禄12)9月、武田信玄は碓氷峠を越え、西上野に入り南下した。途中鉢形城滝山城を攻め、更に厚木、平塚を経て10月1日、小田原城に迫った。
現地案内板には「8月24日信玄は甲府を出立し、25日相模川を越え、26日大神・田村・八幡・平塚に陣をとった。この間、北条方の軍勢は真芳寺に終結し、この地に討って出て武田軍の前進を防いだ。戦いは衆寡敵しなかったが、北条方の小田原城内食料搬入・軍勢集結等の時間を与えた。ことに食糧搬入はやがて武田軍に食糧をつまらせ、退陣の止むなきに至らせる元になった。」とある。

参考文献 「現地案内板」
2007年5月